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語学×医療

語学×医療

外国人観光客や外国人の雇用も増え、姫路市内で在日外国人を見かけることも少なくなくなりました。
海外から来られた方の中には日本の文化や習慣に慣れないこともあったり、いろいろと不安も多い中過ごされている方も多いのではないかな…と思われます。

そんな中、外国人って病気になったとき病院に行くの?
そんな時どうやってリサーチして病院を選ぶの?
行った先の病院でうまく言葉のコミュニケーションを取れなかったときはどうするの?
医療機関でのトラブルや困ったことはない?
という疑問と

逆に日本の医療機関に言葉の壁のある外国人が来るのか、来た時どんな風に対処しているのか?
語学が堪能なスタッフがいれば解決できることはあるのか、ますますグローバル化が進む今後の日本の医療の在り方について考えるきっかけをいただき少しリサーチしてみました。

病院に行ったことがある在日外国人の話については次回触れたいと思いますが、今回は日本の医療関係者から聞き取りをした結果について少し書きたいと思います。

結論から言うと、
在日外国人は結構医療機関に来る。

姫路 病院 英語

と検索すると、『姫路医療センター』『姫路聖マリア病院』『姫路赤十字病院』『製鉄記念広畑病院』などが出てきます。

場所や科によって偏りはあるかもしれませんが、
特に歯科や外科、内科は頻度が高く、多いのは中国などのアジア圏、ベトナム、フィリピンなどの方が多いそう。
外国人労働者の場合は日本語の通訳ができる同僚などと一緒に来ることが多くそこまで困ったことにはならないことも多いですが、ほとんど日本語がわからずに飛び込んでくる方に対しては、スタッフ総出で翻訳アプリや辞書などを駆使してコミュニケーションを取ったりすることも…
英語が話せるスタッフが常駐している病院に関しては英語が話せる外国人とは難なくコミュニケーションが取れるので、もちろん語学に長けている人材が重宝されることは間違いないということですよね。
病院によっては、中国語やベトナム語ができるスタッフもいるところがあるそうなので、患者さんからすればとても心強いのでは。

ただ、語学が堪能といっても医療関係の用語などには日常生活で使わないような単語ももちろんあると思うので(日本語であっても知らない言葉ってありますよね?)なかなか完全にコミュニケーションを取ることも難しいかな…とは思いますし、院内の案内やルールなどの日常会話と違い、治療の説明や保険関係、お薬の処方などの説明は専門用語が多いと思うのでまた別の勉強も必要になるかな…とは思いますが。

ある方は、看護士で透析の担当をされていた時に外国人の患者さんのケアをされていたそうなのですが、病気で不安になられているところを治療だけではなく心のケアもして励ましてあげるためにかけてあげる言葉が果たしてこの言い回しで合っているのか…と心苦しく感じたことがあるとおっしゃっていました。
私自身はありがたいことに海外に行った時には医療機関にお世話になるような病気やけがに見舞われたことがないのですが、自分はもちろん子供に何かあったときなどは仮に日常会話ができたとしても不安になると思います

もちろん話せることに越したことはないけれど、だからと言ってそれが最善のコミュニケーションになるかどうか…といわれると
まだまだ深く考える余地のある問題かな…と。

リサーチにご協力くださった医療機関の皆様ありがとうございました。

語学✖️医療 第二弾は在日外国人の方の病院エピソード。面白い話が聞けそうです😁

mayuko

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