コンプレックス
人間誰しも欠点はあり、自分の好きになれない所があったり、人をうらやましく思ったりすることがあると思うのですが、今日はそんなコンプレックスのお話。
日本語では『コンプレックス』といいますが英語で”complex”というと『複合の』とか『複雑な』という意味の方が先に立ち、日本語で言うところのような表現からは少し離れるような気がします。
“inferiority complex”『劣等感』という使い方もできますが、なんだかとても大ごとで深刻な問題になってしまうような感覚です。
例えばうちの娘、鼻の低いことがコンプレックスで、それを英語で表現するのはどうするの?と聞いてきたので、
“I have an inferiority complex about my nose.”
『私は自分の鼻に劣等感を感じている』
というよりは
“I don’t like my nose.”
『私は自分の鼻が好きではない=コンプレックスだ』
の方が表現としては近いのではないかな…と説明しました。
さてさて、この鼻の低い問題。ちょっと調べてみたのですが…
欧米人は鼻が高いですよね?それに比べアジア人は鼻が低い人が多いと思うのですが、
実は寒い地域に住む人は冷気を吸い込んで暖かくして肺に取り入れるために
鼻の中の空間のスペースが広くその中で冷たい空気を温めるために
入り口は細く狭く鼻筋が通って高い鼻になったのだという研究
日本人でも東北の方や北海道の方は鼻筋が通って美人が多いような気もするので
本当なのかもしれないな…なんて思ったのでした。
ちなみに、鼻が低いことがコンプレックスである日本人の感覚で欧米の方に
『鼻が高くて素敵ですね。』というと、こちらは褒めているつもりでも
同じく鼻が高い事がコンプレックスでもある方が多いので嫌な顔をされることがあるので気をつけましょう…💦
ちなみに私の大好きなオルコットの若草物語に出てくる四姉妹の末っ子エイミーは鼻が低いことがコンプレックスで
鼻に洗濯ばさみをつけて寝ていました(笑)
洗濯ばさみはちょっと抵抗ありますが、鼻を高くしたければ毎日つまんでマッサージしてみるといいみたいですよ♪
…やりすぎ注意ですが。