褒めて伸ばす
昔と違い、昨今
褒めて子どもの自立を促し、褒めて才能を伸ばす子育てや、教育の重要性についてよく聞くようになりましたね。
マラソンの有森裕子さんや高橋尚子さんなどを育てたとされる小出義雄監督が先日お亡くなりになりましたが
厳しく自分を追い込んでこそ最高のコンディションで試合に挑み最良の結果を残せるというストイックなスポーツの世界で
小出監督はいつも優しく選手たちを見守り、『おまえは、世界一になれる!』と、毎日毎日の言い続けたそうです。選手にしてみれば、365日『おまえは世界一になれる』と本気のテンションで監督からこう言われていると、最初はなれっこないと半信半疑でも『あれ、もしかしたらなれるのかな』とだんだんその気になってくると。
なんだかちょっとわかる気がします。
親やコーチのレベルで考えず、子供の身になって考えること。一緒に遊ぶつもりでやるのもいい。人は10人いたら、10人の進み具合がある。そして「認められたい」という気持ちがある。その気持ちをうまくプラスの力に変えてあげられるのが最高の指導者であり、親なんだという言葉も残されています。
ただ、その一方でこのようなコメントも
『何でもかんでも褒めればいいわけじゃない。よく「小出は選手を褒めて育てる」と言われるけれど、とんでもない。褒めるだけで人間が育つはずがない。人間はどうしても楽なほうに逃げて、苦しいほうに行きたがらないものです。それをどうやって動かすのか。褒める時もあるし、叱る時もある。アドバイスや注意をする時もある。そういうことをうまく組み合わせて指導するんですよ』
褒めるだけでは子どもは育たない。その時その時のその子の様子をちゃんと見て、褒めるタイミングなのか、叱咤激励するべきなのかを見極めることが大事なんですよね…
すごくむずかしいのですが。
英会話に関しては、特に保護者の方が苦手なので子どもにはちゃんと使いこなせるようになってほしい。
と希望されて入会されるお子さんが多いです。
私の意見としてはですが
自分ができないことを子どもが習得してくると褒めやすいですよね?
そのタイミングでこれでもか!と、たくさんたくさん褒めてあげてほしいと思います。
子供たちにとって、特にお母さんに褒めてもらって自分の努力を認めてもらえるほどうれしいことはないのです。
年齢によってはちょっと照れ臭かったりして素直に喜んでないように見える子もいますが、
実は内心うきうきしていると思いますよ。
お父さんお母さん、おうちの人からの『すごいね!!』っていう羨望のまなざしは
お子さんの自尊心をはぐくむこと間違いなしなのです。
いろんな親子の関係のカタチがあると思うのですが、やっぱりおうちの方に褒められてうれしくない子はいない!!
が私の持論なのですが、なかなか自分の子の事となると一辺倒ではいかないのも事実。
子育ての悩みはつきませんね💦