バイリンガル教育のすゝめ
私が話す英語を聞き育った中学生の長女。
スピーキングテスト、リスニングテストの成績は毎回A+
しかしながら文法のペーパーテストでは話せるがための慢心からかケアレスミスを連発…
小学校のうちは細かい文法については指摘されず、日本語英語まぜこぜだろうがブロークンイングリッシュだろうが、楽しく伝わればOKだったのが急に正しい文法で答えさせられるようになって、楽しくなくなる気持ちはわかります…。
綴りを間違えていたり、三人称単数のsが抜けていたり
話すうえではそんなに重要視されないことも紙面上では厳しく採点されてうんざり。
ただやはり高校進学に向けて勉強している中学生にとってペーパーテストでいい点数を取ることは必須…
ただ話す、相手に伝わることを楽しむことに加えて、正しい文法を身に着けることも大事になってきます。
当英会話教室LACでも小学校5,6年生からは中学校に向けて、または英検やTOEICなどの各種検定に向けて少しずつ正しい文法で話せるように少しずつ指摘、誘導するようにはしていますが、それで英語の学習がたのしくなくなっては本末転倒…その微妙なさじ加減が難しいところだなあ…と日々感じています。
とはいえ、大人向けビジネス英会話のようなロジスティックな文法解説は何の役にも立たないと思うので、ただひたすら英語で話しかけ、会話のキャッチボールができるようになるまで気長にやり取りを続ける必要があると思っています。
中学生英語で構わないので、恥ずかしがらずお父さんお母さんご家族の方が知っている限りの英語でやり取りする時間を作ってみてくださいね。大げさにジェスチャーを使ったり、ゆっくり繰り返しているうちに間違っていても、伝わることがわかります。
間違えてもいい。伝えたい気持ちがあることが大事。
コミュニケーションをとるってそういうこと。
それをシャイな日本人の子どもたちにわかってほしいので、ご両親の一生懸命でちょっと必死な一面も見せてあげてほしいのです。
というわけで
バイリンガル?
トリリンガル?
マルチリンガル教育のすゝめ。