WheeLog!
今日の24時間テレビでも紹介されていた”WheeLog!”-ウィーログ-
車いすやベビーカーの方のためのバリアフリーマップアプリです。
車いすで利用できる(利用しやすい配慮のある)街中のお店・ホテル・レストラン・エレベーター・スロープ・駐車場などの情報を提供したり、知りたい情報を質問してやり取りすることも。
車いすで走行した軌跡を残したり、つぶやいた情報を地図上に追加し、危険な場所や楽しめる場所が共有できるアプリです。
東京オリンピックが開催されることもありますが、日本のバリアフリーレベルはとても高いそうです。
特に都市部は優れていると思いますが、地方でも諸外国に比べ、公共交通機関にも車いす用の運搬装置があったり介助を依頼できるようスタッフが常駐していますし、学校などでも段差なく校内を行き来できるシステムが整備されているところも多いです。
ただ”WheeLog!”の開発者の方も言われていましたが、
日本は設備は整っていてもまだ『心のバリアフリー』が発展途上で
相互理解が追い付いていない。
確かにそうかもしれませんね。
私の友人にも車いすの人はいますし、介護で車いすの介助をしている人もいます。
おたがいに声をかけていいものか…お手伝いするべきなのかという遠慮や知識のなさが
声をかけにくい環境、分かり合えない環境を作り出しているような気がします。
ベビーカーで電車やバスに乗ることに対して後ろめたいような気持ちを持ってしまうこともありました。
時々ニュースにもなりますよね。
小学校では、道徳または総合の時間で『心のバリアフリー』を学ぶ授業があります。
4年生くらいで、一日車いす生活とその介助を実際に車いすに乗って体験する授業もあります。
↑私の行った姫路市の小学校でも一学期に約一か月かけて全員が体験していました。
自分とは異なる条件を持つ多様な他者とコミュニケーションを取る力を養い、すべての人が抱える困難や痛みを想像し共感する力を培うこと。
学校でも、一部の企業でもこのような『心のバリアフリー』授業や研修が行われているようです。
こうした知識を身に着けることでバリアフリーのハード面では優れている日本が
一人一人のマインドセットをすることによりソフト面でも住みやすく快適な環境になるといいな…と思ったのです。
話は戻って”WheeLog!”アプリ。
グーグルマップと連動してお店やスポット情報を登録できます。
特に姫路駅周辺のバリアフリーや車いすやベビーカーなどの方に優しいお店の情報登録を登録してたくさんの方に姫路駅の情報を知っていただけたらな…と思います。
最後に『車いす』は英語で”Wheel Chair”といいます。
“wheel”は『タイヤ』『車』『ハンドル』の意味。